※この記事は、VRSYNC.COMのUSE CASES（使用例）を、VR OWL社の許可の元に翻訳転載しています。

北米国際オートショー（NAIAS）において、フォード・モーター・カンパニーでは何かとても印象的なイベントを求めていました。新しいフォード・ムスタングシェルビーGT500のお披露目にふさわしいものです。そこで750名の記者に対して、この新車の紹介をVR動画の同時再生によるプレスプレビューで行うことにしました。

VR Syncのチャレンジ

このような大規模イベントにおけるプレスプレビューのために使用されたVRヘッドセットは、レノボのミラージュソロ750台でした。そしてプレスプレビューに引き続き、一般参加者に対しても公開されました。一般公開時には、VRSYNCのシステムは何百人ものゲストのために、コンテンツを同期させて新車紹介のVR動画の再生を続けました。

VRSYNCのイベントチームはイベントが始まる2周間前に現地入りし、ハードウェアの準備をはじめました。750台のVRヘッドセット全てにナンバリングを行うのは大変な作業でした。しかしその御蔭で、VRハードウェアの稼働状況がわかり、必要に応じての交換作業もスムーズに行うことができました。

ハードウェアのチェックの次には、VRSYNCのアプリをそれぞれのヘッドセットにインストールしてゆきました。このイベントのために、VR SYNCは特別にOSCを利用した監視システムのなかに統合されました。それによって、イベントの主催者が、VRSYNCの全ての動作（VR動画再生や停止）を、彼らのシステムから自動コントロールすることができるようになりました。

著名な車に関するレビューサイト Jalopnikのジャスティン・ウェストブルーク記者によると、このイベントはフォードにとって「単なる新車紹介のレベルを超えた、最も素晴らしいデモンストレーションであった」とのことです。

VRSYNCのおかげで、750名へのプレスプレビュー並びに多くの一般参加の自動車ファンに対して、フォード社は新車紹介をVR動画の同時再生で行うことができました。

天井から吊り下げられたシェルビーと、VR動画体験のおかげで、フォードは大変印象的な新車紹介を行うことができたのでした。

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Youtubeサンプル：「VR SYNCと20台のOculus Goで、「かえるの合唱」コーラスしてみた」

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