The Ride (ザ・ライド) / バスに乗ってVR動画エンターティメント

※この記事は、VRSYNC.COMのUSE CASES(使用例)を、VR OWL社の許可の元に翻訳転載しています。

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  • オリジナル記事:The Ride A VR Cinema on wheels
  • 実施日:2018年4月
  • 使用種類:VR動画を観光バス内でのエンターティメントとして
  • 利用者数:50人

ザ ライド(The Ride)は、VR体験も盛り込んだ、ニューヨークのエンターティメントバスツアーです。

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ツアー参加者は、この「眠らない街」にある様々な歴史的建造物や由緒ある場所をめぐります。このハイテクバスには、40個のプラズマディスプレイ、3000個のLEDライト、そしてユニークなVRデバイスによる、最新鋭のオーディオ・ヴィジュアル設備が取り付けられています。そして、デジタルメディアとライブ路上エンターティメントを融合させたショーが提供されます。

VR Syncのチャレンジ

The Rideの企画チームによれば、今回の大きな課題は主に2つでした。1つ目は、バスの運転手一人だけで、50台のVRヘッドセットで同じ内容の360動画を同じタイミングで再生できること。2つ目、これをバスがニューヨークの街を巡回している間に行えるようにすることです。The Rideの企画チームは、それまでにとても多くの技術やサービスをテストしてきましたが、これら2つの課題を達成し、トラブルの無いVRコンテンツ再生ができたものは無かったそうです。

全ての360コンテンツはVRデバイス(nibiruのオールインワンVRヘッドセット)に予めインストールされているため、ストリーミング再生は不要です。すなわち、デバイスが動画データをバッファする必要が無いため、より少ない遅延とスムーズな再生が可能になります。ストリーミング再生が不要であるということは、ツアー中のデバイスのバッテリー消費も少なくて済むということです。

VR Syncのシステムをバスに組み込む作業もまた、特に問題なくできました。The Rideの最高技術責任者(CTO)であるブランドン・ベコウィス氏によれば、VRシステムの導入が一番の難関になるだろうと考えていたため、こんなに簡単にできるとは思わなかったそうです。

私達のVR Sync boxもまた、バスに設置されました。この機器によって、インターネットの接続なしに、多数のVR機器の一斉同期再生が可能になります。VR Sync boxは、VRコンテンツの再生に特化されたものです。遅延がより少なく、安定した操作を可能にします。このおかげで、バスの運転手は一人でも簡単に、様々なVRコンテンツの再生ができるようになります。VR Syncを使えば、どのような場所でも、多数のVRヘッドセットでVRコンテンツの一斉同時視聴が可能になります。真のモバイルVR体験の一つと言えましょう。

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Youtubeサンプル:「VR SYNCと20台のOculus Goで、「かえるの合唱」コーラスしてみた」


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