VRについての解説とデモを1時間くらいでと依頼されたら?
様々な団体様から、VRについての解説とデモを依頼されることがあります。
その際には、時間は大体1時間くらいで、以下のような構成でお話をさせていただいています。
1)まずはVR空間を体験してもらう – 30分くらい
Oculus Goを数台持ち込み、弊社のVR SYNCを利用して、いくつかのVR動画を参加者の方々に見ていただきます。単体で動作し、バッテリーも持ちが良く、操作も簡単なことから、Oculus Goが便利だと感じています。
この時のポイントは、参加者の方々には極力VRヘッドセットの操作をさせないという点です。
VRヘッドセットを装着するのが全くはじめての方に、コントローラーの操作まで教えても、ほぼほぼ使えるようにはならないです。むしろ、デバイスに対する心理的ハードルを上げてしまいます。
はじめての方のはじめてのVR体験には、「ただ、VRヘッドセットを着けるだけ」がベストです。そこでVRに対する良い印象を抱いていたけると、次の段階に進むことが出来、コントローラーを使った操作などに対しても、比較的抵抗なく進んでいただけると感じています。Oculus Goのヘッドバンドは邪魔になることが多いので、外しています。
この段階で利用するアプリですが、VR SYNCを利用し、複数のVRヘッドセットで同じ内容のVR動画を同期させて再生しています。すると、全員が同じものを見ているので、今見ているVR動画についての解説がしやすいです。参加者間の感動の共有もしやすいようです。
全員に一通りVR空間の体験をしてもらったところで、簡単な、コントローラーを使ったインタラクティブなアプリも体験していただきます。「シェアオフィスの受付方法のVR学習」など、オリジナルで簡単なデモアプリを用意しています。
最初にVR空間の楽しさを感じてもらうと、その後のコントローラーの操作も興味を持ってもらえる方が多いようです。ただ、Oculus Goのコントローラーを逆さまに持つ方もいるので、Oculus Goのコントローラーの持ち方も、参加者のみなさんにわかるようにプロジェクターで投影したりしています。
2)講義 – 20分くらい
参加者のみなさんにVR 空間を一通り体験して頂いた後、現状のVR技術を取り巻く様々なトピックについて、20分くらいでお話をしています。おおよそ、以下のような内容です。
- VR技術とは「感覚の錯覚」と「心の錯覚」
- クロスモーダル現象と、プロテウス効果
- VR技術の歴史
- かれこれ40年近い歴史がある
- VR技術の実社会への様々な活用例
- VR技術の課題1 VRデバイスについて
- 全て操作法が違う
- 視覚が閉ざされるので、操作の指導がしづらい
- 高価・多機能だからといて良いわけではない
- VR技術の課題2 健康面
- 目に大変負担がかかる。思春期以前の子供の利用には注意を。長時間の利用で斜視になって手術を要した例もある。
- 「VR酔い」現象
- VRヘッドセットに夢中になると、周りのものとぶつかって怪我をすることもある
- VR技術のこれから
- 一般消費者向けの、エンターテインメント用途のバブルは一段落
- 企業や団体の研修用・トレーニング用としての利用に注目されている。
3)質疑応答 – 10分くらい
このような流れで進めると、大体10分くらい質疑応答の時間があり、1時間くらいで収まります。
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VRSYNCの全機能を、無料で10台分・7日間利用することができます。 無料トライアル版では、中央にVR SYNCの透かしが入ります。
7日間の無料利用期間終了後でも、トライアルモードをONにすれば、再び無料利用の再開が可能です。透かし入りと最大同時利用10台までということでよければ、事実上、利用期間に制限なくいつまでも無料で使えます。
Youtubeサンプル:「VR SYNCと20台のOculus Goで、「かえるの合唱」コーラスしてみた」
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