ニコン / フォトキナでの2つのVR映画ショー

※この記事は、VRSYNC.COMのUSE CASES(使用例)を、VR OWL社の許可の元に翻訳転載しています。

VR SYNC JP

ニコンは世界有数のカメラブランドであり、毎年、ドイツで行われるフォトキナに出展します。フォトキナとは、写真と動画に関する世界最高の見本市の一つです。この年(2016年)、ニコンは新製品であるKeyMission 360カメラのプロモーションを予定していました。その内容は、2つのVR映画を離れた場所で終日再生し続けるというものでした。

VR Syncのチャレンジ

毎年、非常に多くの人々がドイツに行って、最新のテクノロジーを体験します。できるだけ多くの人々に、ニコンのコンテンツを見てもらうことがこのプロジェクトのゴールでした。ニコン側からは、お客様を列に並ばせて待たせることが無いように求められました。私達の課題は、VR映画を効率よく再生し、可能な限り多くのお客様を呼び込むことでした。

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このVR映画の視聴体験デモでは同時に、デバイスを簡単に操作できること、そして連続して再生し続けられることが求められました。お客様は、ただVRヘッドセットのある場所に歩いて行ってそれを着けるだけです。ある理由で、サムスンGear VRの利用は見送られました。これはハードウェア要件としてとても厳しいものになりました。

そこで私達は、別のスマートフォンとヘッドセットの組み合わせを探すところからはじめました。結果として、Zeiss VR OneとiPhoneのセットを採用することになりました。2つの会場で、およそ20台のVRヘッドセットを常時再生させるための準備はとても楽しいチャレンジでした。通常とは異なる設定を行い、最終的には天井からのケーブルに接続されたVRヘッドセットで、VR Syncを稼働させることになりました。

会場では、一つは室内、一つは会場ブースの外側と、2つの異なる準備を行いました。私達の技術スタッフが終始立会い、デバイス電源の確保と盗難防止の任につきました。VR Syncはデバイスのモニタリングと、人々が集まった際の再生コントロールのために使われました。遠隔コントロールで離れた場所のデバイスを操作するという技術は、映画上映のとてもスムーズな進行に役立ちました。

3日間続いたイベントでは、何百人ものお客様に、KeyMissionカメラで撮影された素晴らしいコンテンツを体験していただくことができました。少ないスタッフと、多くのオペレーションが自動化されたおかげで、コストを低く抑えることができました。重大な問題も起こらず、ニコンにとってその年の最重要イベントにおける、記念すべき出来事の一つとなりました。

 

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Youtubeサンプル:「VR SYNCと20台のOculus Goで、「かえるの合唱」コーラスしてみた」


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